よこログ

20代男性による雑記ブログです。皆さまのお役に立つ情報をまとめていきます。

これからはミニマリストの時代⁉︎ 「手ぶらで生きる。」を紹介

本記事はサンクチュアリ出版の『手ぶらで生きる。』

をレビューする内容となっています。

多くの物や複雑な思考からの脱却を目指し、

「シンプルに、しかしより良く。」生活するための参考になります。

良い本でしたので是非読んでいただきたい1冊です。

 

靴下は1種類、どうも'よこ'です。

 

年末と年始に1回ずつ断捨離をしました。

自分で買った服や本やゲームはすぐに手放せるのに、

人からもらったプレゼントはなかなか捨てられないですよね。

今回はミニマリスト しぶさん著『手ぶらで生きる。』をレビューします。

 

ミニマリスト」という言葉。最近よく耳にしませんか?

一般的なイメージとしては、ほとんどモノを持たず、カーテンのない

4.5畳の部屋で生活をしているドMの独身男性といったところでしょうか。

 

一概にミニマリストといってもストイックからカジュアルまで色々あるらしく、

人間の生活を「暮らし・物・体・時間・思考・人間関係」の分野に分けて、

自分がどこに重点を置いてミニマムにしていくかを解説されています。

全50項目に分かれており、1項目3ページの構成でとても読みやすいです。

1時間で読めるボリュームですので是非読んで、生活に取り入れていただきたいです。

 

 

今回も各章ごとに抜粋して解説していきたいと思います。

第1章 暮らしを自由にする。

第2章 物を自由にする。

第3章 体を自由にする。

第4章 時間を自由にする。

第5章 思考を自由にする。

第6章 人間関係を自由にする。

 

 

〈第1章 暮らしを自由にする。〉

◯床にそのまま寝る「高級マットレスで寝ても、床で寝ても、睡眠の質は同じ」

 

1発目からまあまあの衝撃。やりすぎでは?と思いました。

 

スポーツや介護関係者からは「硬めのマットレスで寝た方がいいですね。」

と言われたことはありますが、そもそもマットレスごと無くすとは。

 

しかも睡眠に関して次のような研究があるそうです。

①新型のマットレスで寝る

②従来のマットレスで寝る

③なにも敷いていないコンクリートの床で寝る

 

結果:睡眠時間や質はどれでも一緒

結構驚きですよね。

とはいえ今日まで寝ていたマットレスを捨てるのは中々抵抗があります。

 

実際に捨てるかどうかは別として、本当に大事なのは

ミニマリスト」としての考え方、目の付け所にあると思います。

マットレスとじゃないと寝られない」という思い込みを捨てて、

「質が変わらないなら少ない方を選ぶ」ことが大事なんですね。

 

*私は、先月3万円のオーダーメイド枕を作りました。最高です。

    寝返りがヌルヌル出来る事に感動しています。10年保証つき

 

変動費よりも固定費を多くする「定額サービスを賢く利用する」

『いくらかかるか「読めない」変動費は人を不幸にし、確実に「読める」固定費は人を幸せにする』

不幸にする、幸せにする、というのは若干言い過ぎだとは思いますが、

固定費の割合を多くすれば管理が楽で、ストレスが少ないですね。

 

最近は、サブスクリプションサービス(月額会員サービス)が多くあります。

自分でよく使うサービスを選んで、毎月定額支払いをすることで

固定費の割合を多くしていくことがおすすめです。

 

*私が使っている(または友人のプランに入れてもらってる)サブスクサービスは

Amazon Primeお急ぎ便無料と「ゲームオブスローンズ」をみてます。

Apple music:音楽好きならオススメ。私支払いでファミリープランに加入。

Netflix:友人のプランに加入。「ブラックミラー」がおすすめ。

Youtube premium:広告なし・オフライン再生で勉強に使用。

格安SIM(BIGLOBE):平均月1,500円。先月は997円でした。

 

 

〈第2章 物を自由にする。〉

◯毎日同じ服を着る「お気に入りナンバーワンの服を、自分の「制服」にする」

同じ服を複数用意して回して着る、ことを私も取り入れ始めました。

私はもともとファッションに興味がなく、特にこだわりもありません。

何と何を合わせてー、色はこうでー、靴はこれでー、というのを

毎日考えるのはそれなりに大変なことでした。

 

数ヶ月前に、靴下を1種類10足GUで買ってきました。

片方なくなっても心にダメージを負わないし、これ一昨日履いたから

今日はこれ履かないと摩耗のバランスがおかしくなっちゃうな。

と考えずに済むのでだいぶ楽になりました。

 

Tシャツとパンツまでなら徐々に1種類にしていこうかなと考えています。

靴は比較的好きなので、同じ靴を何個も揃えるのはいいかな。

 

ユニクロ最高。

 

 

〈第3章 体を自由にする。〉

◯「1日1食」で生活する「人間本来の食事スタイルで、健康を取り戻す」

 

『人間は「飢餓に強く、飽食に弱い」生き物なのである。』

 

これを読んだ時、「確かにそうかもな。」と思いました。

現代の日本で、飢餓で亡くなることは少ないですが、

生活習慣病の多くは食事を起因とすることが多いと思います。

 

江戸時代くらいまでは1日2食がスタンダードだったらしいです。

「現代病」とも言われるように、1日3食になったのはここ最近のことです。

 

別に腹が減っていないのに昼12時になったから昼食を摂るのではなく、

必要な時に必要なだけ食べる。ことを目指していきたいですね。

 

 

〈第4章 時間を自由にする。〉

◯自分の時間を幸せにしてくれるものを選ぶ「楽なほうに流されず、必要なものを見極める」

 

『テレビを見ている時間のうち、本当に楽しいと感じるのはそう試聴時間の13%に過ぎない・・・・・・

これは心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏の研究結果だ。1時間見たとしたら、楽しいのはたった8分だけ。』

 

趣味は34%、スポーツは44%らしいです。

 

テレビは受動的な楽しみのひとつで、娯楽として簡単に行えるので

気がつけばテレビを付けてしまって、ダラダラと見てしまします。

 

テレビが悪いわけではなく、何も考えずにいつも通り無駄な時間を過ごすことが

ミニマリスト」の考えから外れてしまっているという事ですね。

 

今は動画配信サイトなどが充実していて、自らが娯楽を選べる時代です。

自分の楽しみを人から決められるのではなく、自分で決めたいですよね。

 

〈第5章 思考を自由にする。〉

◯「一点豪華主義」と「コンフォート原則」を守る「シンプルで満足度の高いお金の使い方」

 

『貧乏人の部屋には物が多い。ドラマの美術さんは、貧乏人の部屋には物を増やし、

壁に隙間なくちぐはぐなタンスを並べたりして「貧困」を表現するそうだ。

逆に、豪邸のセットでは物を減らし、なにも置いていない面を増やして「余裕」を表現するのだそう。』

 

納得。量より質ということですね。

 

よく使う物を絞って、そこにお金をかけるようにした方が満足感が高い。

 

 

〈第6章 人間関係を自由にする。〉

◯「恩の奴隷」にならない「恩は返すものではなく、まわすもの」

冒頭で書いたように、人からもらったプレゼントが捨てられません。

同じように思っている人は多いと思います。

 

それは「恩返し」という言葉に拘束されているからではないでしょうか。

 

色紙や手紙は写真を撮ってcloudにアップロード。もらった時の感動は覚えている。

外国からの謎の置物も捨ててしまおう。土産話が聞ければ十分。

 

もらった人に何か返さなきゃ悪いな、と考えるのではなく、

それはそれで終わりにして。他の誰かに恩をまわしていきたいものです。

 

人に何かあげるときも、極力物はあげないように心がけるようにします。

 

 

今回はミニマリスト しぶさんの「手ぶらで生きる。」から7項目紹介しました。

残りの43項目もとても面白く、ためになることが書かれていますので、

ぜひ一度お手に取っていただければと思います。

 

私もゆるいミニマリストを目指していきます。